今年の春彼岸法要に水子供養の方が参加下さいました
令和4年度春季彼岸法要
水子供養でお参りの方が参加下さいました
今年も、3月20日(日)午前11時より恒例の春季彼岸法要を霊源院本堂で嚴修致しました。
今回の法要には、水子供養でご縁を頂きましたお方様が、事前に水塔婆のご予約をいただきご参加下さいました。
更には、大阪からお越しとおっしゃっていました方が、山門入口の法要案内をご覧になり、焼香をご希望なされました。
本堂でお参りをいただき、亡き赤ちゃんへ懇ろなご焼香を頂戴致しました。
水子供養のお参りの方々に本堂でお焼香をいただきましたことは、住職といたしましてもとても嬉しい出来事でした。
お盆の行事「施餓鬼(せがき)法要」について
3月20日には春の彼岸会法要が行われましたが、毎年8月1日に施餓鬼法要を行っています。
彼岸会法要・施餓鬼法要ともに、檀信徒の方々や、永代供養墓や水子供養でご縁をいただきました皆様は参加をしていただける法要です。
皆様にご参加いただける法要ではありましたが、コロナ禍以前は本堂内に着座をしていただいていたのですが、収容人数が限界を超えていました。
そのために、参加していただきました方々には、ご迷惑をおかけする状況でした。
コロナ禍以降は、蜜を避けるために着座での法要ではなくなりました。
現在は、法要時間内に自由にお焼香をいただき、お焼香の後は自由解散をしていただいております。
施餓鬼法要とは?
ご先祖様や故人の尊霊や、お盆に寺を訪れた有縁無縁の一切の諸精霊に食べ物をお供えし供養する行事が施餓鬼法要です。
霊源院では、寺に訪れた諸精霊に向かってお供えをすることから、お庭に向かって奉納した水塔婆に向かい合掌礼拝いたします。
初めての方は少し戸惑うかもしれませんが、近くに住職がいますのでご安心ください。
施餓鬼法要は、お盆の頃にお寺で行う代表的な行事で、皆様はお墓参りをされてから法要に参加をされています。
例年の施餓鬼法要では
11時~12時に、本堂内では事前に予約をいただいた方々の霊名を読み上げてのご回向と、諸霊一切へのご回向が勤められます。
ご予約をされた方は、11時50分までに玄関よりお入りいただき受付にお越しください。
受付で水塔婆(大事な故人の名前、戒名が書かれた薄い板)をお渡しいたします。
本堂までお進みいただき、本堂入口に設置された施餓鬼壇へ水塔婆の奉納し、葉っぱを使って水塔婆に水をかけます。
施餓鬼壇の上に用意されたお米をお供えし、お焼香、合唱礼拝の順にお参りいただいた後は退出となります。
お参りの後は、客殿に密にならぬよう席を配置致しますのでご休憩ください。
次回の施餓鬼法要開催日時
開催日時 令和4年8月1日(月)11時より約1時間
ご予約方法などの詳細につきましては、7月初旬頃に告知させていただきます。
是非、皆様もご参加下さい
春彼岸やお盆の法要には、ご家族連れでお越しの方も多く賑やかな行事となっています。
コロナ禍の中で、なかなかに外出致しにくい状況にも関わらず、今年の春彼岸法要も沢山のご参加をいただきました。
しかも、先に述べましたように今回は水子供養のご縁のお方様が2組もお参りいただきました。
住職といたしましては、本当に嬉しく遣り甲斐を心から感じています。
水子供養へお越しの皆さんは比較的若い世代であることから、まだまだお寺には敷居の高さを感じる方もあろうかと思います。
無理のないこととは存じます。
霊源院では大切な故人への懇ろな焼香や礼拝を、どなたにも気兼ねせずにお参りいただけるような配慮をしています。
気兼ねは不要ですので、是非、一度お越しになってみませんか。
ご質問や費用に関しましては、遠慮なく寺までお問い合わせ下さい。
皆様のご連絡をお待ち致しております。合掌