水子供養-くぎかけ供養と永代供養のどちらを選ぶ?
水子供養法要の手順やマナーについて
水子供養法要をご検討されている方の為に、あらためて霊源院での法要の手順について紹介させていただきます。
服装やマナーについても説明していますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
水子供養とは?
そもそも水子についての意味がわからない方も多いでしょう。
生まれずして亡くなった子や生後すぐに亡くなった子供のことを指します。
水子供養は流産や死産により生まれなかった子供や、生後すぐに亡くなった子供を供養することです。
水子供養法要の申込み方法
霊源院では、インターネットで水子供養の予約を受付けています。
水子供養の法要には、男性お一人、女性お一人、カップル、ご家族連れなど、皆様にお越しいただいております。
お若い方が多いですが、時々ご高齢の方がお若い頃に亡くされた尊霊のご供養にお越しになっています。
2通りの水子供養
霊源院では、2通りの水子供養をご提案しています。
水子供養を申し込んでいただきましたら、くぎかけ供養・永代供養のどちらも、お亡くなりになった赤ちゃんの追善法要をお勤めいたします。
追善法要の際に唱えるお経や法要の時間は双方とも同じです。
追善法要の後は、蓮華堂という皆様が日常お参りをしていただくお堂に、各家の小地蔵尊を奉納していただきます。
蓮華堂では、定期的に住職もお参りをいたしますが、霊源院ではご家族皆さんのお参りを推奨しています。
くぎかけ供養は、布の小地蔵尊を1年間お祀りしていただけます。
永代供養では、石の小地蔵尊を一定期間蓮華堂にお祀りし、その後は絆縁堂に奉納させていただきます。
くぎかけ供養と永代供養のどちらを選ぶ?
2通りの水子供養のどちらを選んでいただくかは、皆様におまかせいたします。
もしもお悩みの方がおられましたら、住職としましては「くぎかけ供養」をおすすめいたしております。
くぎかけ供養をお申込み後に、ご無理のない範囲で蓮華堂にお参りをしていただければと思います。
蓮華堂をお参りされる中で、赤ちゃんを供養される場所として最適だと感じていただけた人は、さらに1年更新をしていただきたく思います。
仏教では回忌法要(年忌法要)といいまして、一周忌や三回忌など定期的にの故人をご供養するという法事の流れがございます。
また、偉人と呼ばれる人の場合は、毎歳忌といって毎年故人のご供養を勤めるケースもございます。
くぎかけ供養の更新は、1年後に追善法要のお勤めをさせていただくことになりますので、定期的な法事につながります。
もちろん、永代供養の方も定期的なご回向を依頼していただければと思います。
霊源院では、水子さんを特別な存在と考えていませんので、寺と家族が一緒に故人の尊霊をご供養することを心がけています。
法要当日
法要当日は10分前にお越しいただければ大丈夫ですが、早く到着された方は寺の中でご休憩ください。
到着をされましたら、玄関にあるインターホンでお知らせください。
予約時間が近づきましたら、受付をさせていただきます。
法要当日につきましては、法要の進行に沿ってその都度ご案内させていただきます。
お越しになられた方には、経緯や境遇などをお尋ねすることはありません。
水子供養での服装について
水子供養にお越しの方は、喪服である必要性はありません。
出来るだけ清楚な服装を心がけるようにしてください。
夏でも、あまり露出度が高いものは避けてくださいますようお願いします。
まとめ
今回は、水子供養の法要と服装について解説しました。
くぎかけ供養と永代供養の違いについても説明をさせていただきましたので、お悩みの方は記事を参考にしていただけたら幸いです。