禅語-不雨花猶落

2019.02.28

不雨花猶落(あめならずして、はななおおつ)

水子供養へお越しの皆さん、蓮華堂へお参りの皆さん。

年齢に関係無く心の中に辛い、悲しい思いをお持ちにてお参りのお方様もおられようかと存じます。

お参りの時に思い起こして頂きたい言葉、あめならずして、はな、なおおつ。

雨が降らずとも花は時期が来れば散ります、それが自然の摂理です。

咲いた時から散るのが前提です。

どんなものも終わるときは必ず来ます。

でも、来年は又、縁を得て(水、種、等)花は咲きます。

物事は形を変えながら循環していきます。

辛いこと、悲しいこともいつか、そのトンネルを抜けます。

あせらずにあるがまま、自然に身を任せる術を掴んでみたいものです。

暖かく、雨も久しぶりに降りました。

明るい春はすぐそこまで来ています。合掌