神奈川県から水子供養にお越しくださいました
神奈川県から水子供養へお越しくださいました
霊源院の水子供養は、お寺にお越しいただきご一緒にご回向やお焼香を頂く法要と、住職がお越し頂くことの出来ない方の代わって追善供養をさせていただく二種類がございます。
関東周辺など遠方にお住いの方などで、お越しいただけない方からはインターネットで水子供養のご依頼いただいております。
もちろん、東京も含めご遠方から直接お寺へお供養にお越し頂き、しかも毎年お越し下さるお方様もおられます。
しかし、先日は神奈川から水子供養にお越し頂きました。
関東でのコロナの様子をお伺い致しました。
私も鎌倉へは訪問の経験がありましたので、会話も弾んで近しさを感じるひと時を過ごすことが出来ました。
お供養へお越しの方も再度の蓮華堂へのお参りを約束されてお帰りなされました。
水子供養は特別な供養ではありません
水子供養を特別な供養のように捉えておられるお方も少なくはありません。
お亡くなりの御霊の追福を願うという意味では、故人を供養する事と何らの違いはありません。
私がお勤めの間は故人の冥福、追福を静かに心よりお祈り頂き、同時に今の自分を見つめなおす契機とさせて頂きたく思います。
お寺の庭に出ますと正面には、皆さまの赤ちゃんの尊霊をお祀りする蓮華堂がございます。
玄関を開けて外に出ますと蓮華堂正面のガラス越しに熱心に礼拝なされる、家族、お一人のお方、カップルのお方と日々、そのお姿を目に致さぬ日はありません。
年齢に関わりなく、ご自身方の大切な故人の冥福を皆さんがお祈りなされていることが伝わります。
先に申し上げましたように、お供養は先ずはお亡くなりの故人を偲び、追福を祈ることが第一義です。
しかし、残っている私たちが手を合わせ故人へ思いを巡らしながら、自己の在り様をご本尊様や故人に問いかける場でもあります。
故人への御参りを通して、自分のより良き生き方を模索致したいものです。
京都も寒くなってまいりました
ここ最近は十月とは思えない程の寒さです。
お寺の境内も少しずつ秋の気配は漂っていますが、こんなに急に寒くなるとは思いもよりませんでした。
四季が無くなってきたと感じるこの頃です。
本当に暑い夏と寒い冬の二シーズンになってしまいそうな感じです。
霊源院の庭も秋の装いで楽しみな時期なのですが、今年も紅葉は色づいてくれるでしょうか。
お知らせ
11月はお寺の行事があり、午後3時まではお客様が多くお越しになり賑やかくなります。
通常、水子供養は本堂でお勤めの後、蓮華堂に移りご自身の小地蔵尊を奉納していただいております。
11月末日までは午後3時までの水子供養は直接に蓮華堂にてお勤め致します。
3時半以降は通常のお勤めの形にて致します。
蓮華堂に於いてのお勤めも懇ろさは何も変わりませんのでご安心下さい。合掌