水子供養、お家で出来ること。
京都東福寺霊源院の水子供養ブログ
2021年8月5日
水子供養、お家で出来ること
霊源院の水子供養では、各家の小地蔵尊を蓮華堂にお祀り致します。
お祀りをしている期間中に、皆さんが熱心にお参り下さっていますことは、何度もお話をして参りました。
蓮華堂を亡くなられた赤ちゃんのお家や仏壇とお考えいただいて問題はありません。
最近、お堂に地蔵尊を奉安頂いています方から、蓮華堂にお参りが可能な時間のご質問と、ご自宅でのご供養の方法や読むお経についてのお問い合わせをいただきました。
一番ポピュラーな般若心経をお勧めいたしましたところ、お勤めをいたすとのお返事を頂き、安心なさっておられました。
お供養への真摯なご様子を感じ、嬉しく感じますと共に、少し切羽詰まった感じも受けました。
お供養の根源は大事な故人(水子さんも含め)への追慕を表し、良き世界への転生を懇願致すことに付きます。
お供養を致さねばあなたに災いがくるとか、故人が辛い思いを致していますという事ではありません。
あなたが心を込めて追慕致し、故人のより良き所への転生を願いましたら間違いなく赤ちゃんへそれは届いています。
蓮華堂をご自身の仏壇と思ってお参りください。
お家ではエコーの写真のある方は、写真の前で般若心経を声を出してお読みいただきましたら、お亡くなりの赤ちゃんへのお供養になると存じます。
お経の本は、500円でお分け出来ますので、ご希望の方はお申し出ください。
ご自宅でも、お供養を希望される方はエコーの写真や故人を思い起こすものを前にして、般若心経をお勤め下さい。
蓮華堂にお参りの際に、お経をお読みいただきましても大丈夫です。
私にご回向のご依頼を頂いて、一緒に読経をさせていただくこともできます。
当院では、各家の水子さんのお供養をしておりますが、各自でもお亡くなりの赤ちゃんを追慕し、お供養をしていただくことは、とても大切なことです。
嬉しいお供えを頂戴致しました
昨夜、8時くらいに玄関のインターホンがなりましたので、蓮華堂へお参りのお方様より何時もお世話になりと申されて、お供えを頂戴致しました。
本当に有難く、感謝致しました。
蓮華堂にお参りのみなさんがこのように近しくお付き合い頂けることは、何なり嬉しいことです。
先々で、仏事やお供養についてお困りのことがあった際に、皆様より頼って頂けるお寺になれるように頑張ってまいります。合掌