ご遠方からお越し下さいました
ご遠方からお越し下さいました
日本は南北に長い国であることを実感致しました。
過日、水子供養へご遠方からお越し下さいました、しかも、霊源院へお越しになられるのは今回で二回目とのこと。
お供養を致す為、本堂へ向かう道すがら残暑の厳しさをお越しの女性に何気にお話し致しますと、「そうですね、京都へ来てびっくりしました。これ程に暑いとは思いませんでした」とのお言葉。
「府外からお越しですか」とお尋ねいたしますと札幌からとの言葉を頂きました。
霊源院へ水子供養でお越し下さる方々は府内は勿論、府外特に関東からお越しの方は随分とお越し下さっています。
北海道からお越しの方も今回が初めてではありませんが、それ程縁を頂くことは勿論ありません。
霊源院を御選び頂き、ご縁をお繋ぎ頂けましたことはとても嬉しいです。
さて、北海道の気候は如何ですかとお尋ねいたしますと「寒くて、半袖ではとても過ごせません」とのお返事。
京都は9月が終わり、10月の声を聞いている今もほぼ「夏日」と言っても間違いではありません。
小さい国とは言え、南北でこの温度の違いを思いますと、けっして小さい国ではないですねと思うことです。
京都は来月はもう秋の観光シーズンに入ります、しかしこの調子で「紅葉」を迎えられるか心配です。
霊源院では今年から「伊達 政宗公隻眼の像の掛け軸」、「虎の字」の2点の文化財を客殿にて公開致し、併設で御朱印の授与を11月16日から12月1日迄行ないます。
水子供養へお越しの皆さんは蓮華堂内に「拝観招待券」を置いてありますので、お参りにお越しになられ時間がございましたら、覗いて観て下さい。
お待ち致しております。
秋田からもお客さんが
同じ日に、水子供養のお方ではなく、霊源院の檀家さんも又、秋田からお墓参りにお越し下さいました。
同じくご挨拶を致し、世間話を致しますと、同じく秋田ももう寒いですとのお話し。
驚きと共に羨ましい想いが起きました。
勿論、今暫く致しますれば、京都も北の国の寒さを超える「京の底冷え」が来ます。
そこへ行く迄の秋はどうなるのでしょうか。
穏やかな秋の爽やかな空気に包まれることを念願致します。
それでも、少しだけ秋の気配が
前回のブログでもお伝え致しましたが、何時もでしたら秋のお彼岸の声を聞きますとあちらこちらに観ることが出来る「曼殊沙華」。
今年は今でも中々花の姿を見せてくれません、それでも前回のブログでお伝え致したように本堂前に少しだけ開いて来ました。
当たり前に咲いています時は、殊更に「曼殊沙華」の花などと申しませんのに、勝手なものです。
少しだけ秋が寄ってきたような気が致し嬉しいです。
このまま少しずつ涼しくなり、過ごしやすい日々が来ますことを願わずにはおれません。
どうか、油断の無きように日々をお過ごし下さい。合掌