納骨

2024.09.16

納骨

霊源院での水子供養は釘掛け水子供養、永代水子供養の2種類にてお供養のご縁を繋げております。

釘掛け供養は6センチ位の釘掛け地蔵尊を本堂へお祀り致しご回向、その後蓮華堂にて再度ご回向を致し、一年間蓮華堂内にてお守り致しますので、皆さん朝7時から晩の9時までご自由にご自身のお地蔵さんへお参りなされています。

一年後は継続にて再度一年の奉安をお選びの方もおられれば、一年でご自身のお気持ちを整理なされる方と分かれます。

継続供養をお勧め致しますが、個々の想い、状況が御座いますのでご自身方の想いにてお決め下さい。

継続をなされぬ時も、お焚き上げの後に「灰」の一部を蓮華堂右外の「子安地蔵尊」の下へ納めます。

蓮華堂にご自身の地蔵尊が無くても、是非、「子安地蔵尊」へお参り下さい。

他方、永代地蔵尊は蓮華堂へ奉安致しますと今はスペースに余裕が有りますので「10年」位お堂にて祀らさせて頂いております。

只、10年を超えましたらスペースの都合にて、蓮華堂前の「絆縁堂」へお移り頂きます。

ここから先は動きませんのでご安心下さい。

勿論、朝7時から夜9時迄お参り出来ますのは蓮華堂と変わりません。

さて、霊源院の2種類の水子供養をご紹介させて頂きましたが、お越し頂く方の2割位の比率になるでしょうか。

お亡くなりの赤ちゃんのお骨をお墓への納められることを御希望のお方がおられます

愛するお亡くなりの赤ちゃんのお骨をあまり長く身近にお祀り致していると悲しみが寄せて来られる方、又、我が家から離れたお墓へ納めて目の前に愛しい赤ちゃんがおられぬと、辛く、悲しいお方。

このお気持ちはご遺族、ご本人にしか解りません。

残された人の心にお遺骨は死の印として愛する故の執着心を募らせることもあれば、その遺骨を然るべき所へ埋葬致すことで、大切な赤ちゃんを忘れずに、尚且つ、前へ進むきっかけにもなります。

本日は、霊源院の水子永代合祀供養塔へお骨納めを御希望のご家族がお越し下さいました。

お父さん、お母さん、そして、2才くらいの小さなお子さんの3人でお越し下さいました。

玄関へお越しの時にはお子さんが随分とぐずり泣かれておられましたが、応接へお上がり頂きますと、すっかり物分かりの良いお子さんへ変身なされました。

自身の弟か妹になったであろう亡き赤ちゃんの供養とお納骨の大切さを感じておられたのかもしれません。

先ずは本堂で追善のお供養を致し、お墓へ参り納骨回向を致しました。

ご両親は綺麗なお花、お菓子のお供えをなさり懇ろなお焼香をなされた後、合掌、礼拝でお顔を上げますと「安堵」なされた表情でした。

お家でのお祀りに区切りをつけられ、歩を前へ進める想いを実行できた思いだからでしょうか。

今日、ご一緒にお越しのお子さんの弟さん、妹さんがこのご家族に無事に授かりますようにと思う所でした。

霊源院の赤ちゃん方の合同のお墓はお参りしやすく、手前の地藏堂にお花も売っており、お線香も自由にお使い頂けます。

赤ちゃんの御遺骨をお守りの皆さん方で、ご自身のお気持ちが「お骨納め」をと思われましたら、是非、ご縁をお繋ぎ下さい。合掌