お盆のご回向を致しました
お盆のご回向を致しました
暑い日が続いています、毎日、朝起きて外を見ますと既にギラギラな太陽の日差しを思うお天気です。
今月はお盆月、霊源院は恒例の盂蘭盆会施餓鬼法要が月初めの1日、2日に渡り行われ、多くの皆さんがお越し下さり盛会にて終わることが出来ました。
施餓鬼法要は盂蘭盆会を迎えるまでにご先祖、又、「無縁」の霊へ向かいお供養を致すことで、より良きお盆を迎える為の行事です。
自身の先祖、大事なお方以外の「無縁」の御霊へ向けたお手合わせが功徳としてご先祖へ巡るのです。
法要中の皆さんのお手合わせを拝見致していますと、皆さんの想いの深さが伝わって参ります。
水子供養へ起こしの皆さんへもお声掛けは致していますが、まだまだ「敷居」が高く感じるのでしょうか、ご参加下さるお方は稀です。
しかし、8月に入り蓮華堂、絆縁堂へのお参りの多さには驚きます。
ご本尊地蔵尊の前にお供えされます、お菓子、お花の量も驚くほど多くお供えされます。
若い皆さん方も、8月のお盆がお亡くなりの赤ちゃん方にとり大切な供養の時期であることをよくお解りになっておられるからと思います。
今年はあまりにも暑さが凄いので、副住職の息子から提案され、「冷たい麦茶」を蓮華堂にて自由にお飲み頂けるように致しました。
お盆のお参りに熱心にお越しの皆さんが少しでもホット致して頂ければとの想いからですが、此方も多くの皆さんからお喜びの声を頂戴致し、良き盆月になったのではと思っています。
さて、京都の送り火の日、16日に蓮華堂、絆縁堂に於いて、先亡の水子さん方の追善回向を致しました。
どちらのお堂も、各ブロックごとにお焼香を致し、亡き赤ちゃんへのご回向を勤めさせて頂きました。
ご報告致します。
どれ程に時代が変わりましても、お参りにお越しの皆さんの供養の優しい心は変わって欲しくありませんし、それにお応え致すお寺もその供養の心を大切に致さねばと思っております。
暑い日はまだまだ続くことと思います、しかし、直ぐそこに秋のお彼岸が控えています。
彼岸も又、多くの皆さんがお参りにお越し下さることと思います。
厳しい暑さが和らぐことを念じながら、日々を過ごしたいと思います。
どなた様も、くれぐれも暑さに負けず、良き日々を積み上げられます様ご祈念申しあげます。
花屋さんから
蓮華堂で売っていますお花を何時も完売させて頂き、花を無駄にせずに出来ていますことの感謝の言葉を出入りの花屋さんから頂戴致しています。
何卒、これからもお供養の心と共にお花をお供え下さいとの言葉を重ねて頂いたこと書き添えます。合掌