赤ちゃんへの手紙

2024.07.31

赤ちゃんへの手紙

蓮華堂内、絆縁堂内に設置致していますメッセージボード。

勿論にご存知のお方は多いと思います。

年末の12月になりますとお堂の大掃除と共に、メッセージボードの大事なお亡くなりの赤ちゃんへのメッセージ、お手紙を回収致し、お焚き上げ致しています。

それでも、12月に回収致しますと共に、1月を迎えますと、間を置かずにメッセージの紙片がボードに次々と添付されます。

本当にタイムラグが無くボードへ張られる亡き赤ちゃんへの言葉を拝見致しますと、大事な水子さんがどれ程の重さなのかが想像されます。

さて、過日蓮華堂の掃除を致し、それこそメッセージボードの整理を致しておりました。

大事な水子さんへのお参りの皆さんのメッセージを読むことなしに目に入る文言を見ますと、お参りの皆さんがどれ程にお亡くなりの赤ちゃんの事を想っていらっしゃるかが伝わり、胸がじーんと致しますと共に、その直接的な思いを吐露出来ます、「蓮華堂」、「絆縁堂」の存在に少し「えへん」という想いと共に本当にこの二つのお堂を用意出来て良かったと心から思うことでした。

何時ものメッセージのボードに目を遣りますと、ひときわ目立つ大きさの便箋に小さな字で、びっしりとお亡くなりの赤ちゃんへのメッセージが書かれ、ボードに貼られています。

いったいどれ程の時間を費やしてお書きになられたのでしょうかと思う程、小さな字で

メッセージが書かれています。

この、とてつもない暑さの中、お堂に座られ書かれている姿を想い描きますと、大事なお亡くなりの赤ちゃんへの追慕の深さを感じますと共に、その想いを表現できる宗教の施設のあることの大切さを改めて感じることでした。

嬉しいお問合せを頂きました

少子高齢化が語られ、それが愈々に現実な事として、宗教行事、故人とのお別れの儀式「葬儀式」、或いは法事、法要に大きな変化をもたらしています。

それに伴いお墓の概念も大きく変化を致し、所謂「先祖代々」のお墓ではなく、私と大切なあなたの「終の住処」としての「永代供養墓」が世間の注目となっています。

霊源院では早い時期にその趣旨を皆さんにお伝え致し、多くの賛同を頂き、驚くほどの多くの「永代供養墓」のご縁を頂いております。

そんな中、嬉しいお問合せを頂きました

他府県のお方で毎年に水子継続供養にお越しの方からお電話を頂きました。

我が家の状況を見ますに、普通のお墓はお守りが厳しいと思っています。

ついては、他府県で距離が有りますが、私たち「夫婦」の終の住処お墓を霊源院にて求めたいとのご相談の電話を頂きました。

ご縁を繋げたいとの想いが伝わり、本当に嬉しいことでした。

納得のゆくお墓選びを頂く為にも、ご見学を頂き、近しく説明をさせて頂くお約束で終わりました。

水子供養のご縁は大事なおなくなりの赤ちゃんの供養が先ずは第一義ですが、

普段、お寺とご縁のなかった方々が水子供養を通して出来ました、霊源院とのご縁が水子供養に止まらず、お墓も含め深いご縁となりましたら嬉しいことです。合掌