猛暑でも
猛暑でも
本日も外が白んでくる頃に目が覚めますと、部屋の中はましですが外は猛烈な暑さを予感させる太陽が出ています。
今年の夏は暑いですねというレベルでは無い「猛暑」としか言いようのない気候が昨年と同様に続いています。
地球がどうなるのか本当に心配な程の暑さです。
檀家さんへお参りに行く時、私は車ですので乗り込んだ時の辛さを辛抱致せばエアコンが効きだせば快適な空間での移動となります。
しかし、歩いておられる皆さんは日傘をさしながらでも辛そうに歩いておられます。
一体この暑さは何処からなのか知りたいです、水子供養へお越しの若い世代の皆さんはご存じないとは思いますが、私がお越しの若い世代の皆さんの年齢の時、30年近く前になりますか。
暑くてたまりませんねとの会話の時の温度はたぶん31度くらいです。
それでもエアコンは環境に良くないから、団扇(うちわ)、打ち水、扇風機とで夏を超えていました。
それからしますと、その年数の間でほぼ、10度近く上がったことになるのではないでしょうか。
これは、只、今年は暑いですよねで済む話ではなく、人類が生き残っていけますかとの問いに繋がるのではないでしょうか。
それこそ、土地の奪い合いの戦争をしている時では無いと思います。
このような大層な物言いは恥ずかしいのですが、霊源院へ水子供養で起こしの皆さん、蓮華堂、絆縁堂へお参りの皆さんとお話いたし、又、そのお参りの姿を拝見致しますと、家族でお越しの皆さんはこれから先も穏やかな暮らしの中で家族が日々を過ごし、大切な赤ちゃんを失われた皆さんは、再度授かりましたら、これから未来へ向かって大切に育ててゆきますよとの意志を痛切に感じます。
それは、これからもこの地球が残り、私たちの大切な子供がここで暮らして、喜びを感じて行きますよという想いに他なりません。
日々の生活の糧を得ることは勿論第一義です、しかし、この世界が無くなるなり、暮らせなくなりましたらそれどころではありません。
今日も刺すような暑さの中、蓮華堂、絆縁堂へお参りの皆様は絶えることがありません。
お参りの皆さんの想いが潰えぬように、この世界が無事に次の世代へ申し送られることを本当に心から希求致します。
私達の生活をリード致してる方々に心からお願い致したく思います。
寺報を作りました
霊源院へ水子供養でお越しの皆さんは檀家さんと全く変わらぬ大事なご縁の方々です。
最近は法要、ご家族の関わりの供養も含めご相談、ご縁を頂くことが増えました。
これからも、水子供養の縁を通して末永くそして広くお付き合い頂けます皆さんが増えますことを祈念致しております。
霊源院の様子、考えていることを「寺報」として皆さんへお伝え致し、此方へお気軽にお越し頂きたく、それをお伝え致す「普応」を発刊致しました。
是非、お目通し頂きたくご案内致します。合掌