届きますように私の想い。

2024.06.13

届きますように私の想い。

あの方に私の想いを伝え、近しく縁を紡ぎたいとはどなたも望むことかと思います。

直接に言葉で伝えることもあれば、手紙、今の時代でしたらスマホを通して様々に伝える方法が有ります。

この世で元気に暮らしている者どうしでしたら、私の想いを伝えることは思い立ちさえすればそれは可能ですね。

しかし、お亡くなりになられた赤ちゃん、大事な故人へはそれが叶いません。

一方通行ですが、お供養という行為を通して私たちは自分の故人への深い想いを届けます。

お供養は僧侶の読経と共にご本尊へお手合わせ、お亡くなりの赤ちゃんがお祀りされているお堂で本尊地蔵尊へお手合わせ致すと共に、この私の想いを届けて下さいと一心に合掌礼拝を致します。

その姿、想いを本尊様が必ず届けて下さいます。

近年はお供養のベースたる宗教儀礼が省略され、それが当たり前との風潮があるように思います。

私の所でも残念ですが、お葬式、法要等を少しでも省略致しましょうとのケースを多少なりとも見かける時が有ります。

それを非難致すものではありませんが、亡き赤ちゃん、大事な故人へこの私の想いを伝える供養が少し粗末にされているかなとの思いは拭えません。

やはり心の奥底に「供養を通して伝える私の想い」は留め置いて頂きたいと思います。

7月1日から7月7日迄、恒例の「蓮華堂七夕祭り」です。

先に私の想いを届けるお供養のお話しを少し致しました。

此方も私の想いを伝えるお供養の行事です。

蓮華堂内に七夕の笹に括る短冊をご用意致しました、この短冊に亡き赤ちゃんへ届けたい想いを綴り、今月末にお堂の入り口に用意致します竹笹にお括り下さい。

毎年多くの皆さんが、亡き赤ちゃんへ向けてメッセージを届けて下さいます。

亡き赤ちゃんへ向けては勿論ですが、大事な故人へのメッセージ、そしてご家族でお越しの皆さんは元気にお育ちのお子さんの更なる健康、成長を願い、結婚はまだのお二人はその成就を願い、赤ちゃんとの縁を求めておられますお二人は安産祈願にと多くの皆さんが今年も七夕祭りにご参加下さいますことをお待ち致しております。

絆縁堂にも勿論、用意致しております、多くの皆さんのメッセージをお待ち致しております。

さて、今年の前半は比較的雨が多く、曇り空が多かったように思います。

ここ数日は朝から良い天気、というより真夏を思わせる強い陽射しが続いています。

昨年を超える猛暑の予想が的中致しそうな前触れです。

世の中の変化の速いスピードについて行けず、頭を抱える私ですが、天気の凄さにもそれこそ頭を抱えています。

かつての気候が良かったですねと言っても勿論何も変わりません、温暖化に対する世界の適格な対応を希求致すと共に、私が「出来る」、そのことを少しでも実行致すことしかありません。

それでも、何とか穏やかな夏が到来致すことを祈りたいと思います。

そんな暑い中でも、以前にご紹介いたしました「野鳥の庭」の「瀧」、涼し気な水音を立てています。

涼やかな気持ちを頂ける環境に心から感謝です、水子供養へお越しの皆さんにもその涼やかな水音を是非、お聞き頂きたく願っています。

機会をお作り頂き、お越し下さい、お待ち致しております。合掌