あの小さなお子さんが、可愛い少女に。

2024.02.05

あの小さなお子さんが、可愛い少女に。

もう、水子供養のご縁を頂いて、何年になるでしょうか。

毎年継続供養へお越し下さる大阪からお越しのご夫婦、何時お会い致してもお互いを気遣う仲の良いご夫婦です。

もう何年になるか解らぬ程、継続供養へお越し下さっています。

お地蔵さんもずっと同じ地蔵尊ですので、驚くほどに供養の歴史の重みがあります。

本年もご主人が継続供養の予約を電話で下さいましたが、お名前をお聞き致す前にお声で「あのお方」と解る程です。

何時ものことながら、ご丁寧な供養のお申し込みを頂き、今年もご縁を繋ぐことが出来ました喜びに包まれました。

お会い致しますのを楽しみに致し、お目に掛かることが叶いました。

何時もと同じ、丁寧な御挨拶、笑顔に会うことが出来ました、奥さんは何時もの通り控えめですが、同じくご丁寧な挨拶を頂きました。

そして、一人娘のお子さんの同伴も今年も又、変わりません。

さて、娘さんへ目を遣りますと、毎年お会い致しているのですが、今年は「可愛い、女の子」と感じました。

昨年までは、お子さんという感じでしたが、小学校も高学年になられたからでしょうか、随分と違う感じを受けました。

女の子らしい、優しさは保ちつつ、少し大人びた印象を受けました。

これがお子さんの成長の早さなのですね。

本当に驚くほどです。

お父さんがどれ程に深い愛情でお育てになられているかが伝わって来ます。

私達も「諸行無常、常住不変」(しょぎょうむじょう、じょうじゅうふへん)、全ての物は常に変化致し、一つとして変わらぬものはなく、同じ様態が永続的に続くものはこの世には何一つないという言葉通り、日々年を取り、見た目も変わってきています。

あの女の子も変わらぬはずはありません、この一年で彼女も本当に成長なされたのです。

水子供養のご縁の中で、皆さんのお子さんの成長を喜ばしく見させて頂くことは、とても嬉しく、有難い喜びです。

そう思いますと、ご両親もお若いですが、歩く道すがらの会話を致しますと、お父さん、お母さんの貫禄が出てこられたように思います。

ご縁を頂いている皆さんとこれ程、水子供養を通して近しくお付き合いが出来る事はかつては思いもいたしませんでした。

水子供養を通して本当に嬉しいご縁が出来ております。

皆さんが、もっともっと近しくお寺にお越し下さり、近しいご縁が繋がりますことを節に願う所です。

水子供養へお越しの皆さんが本当に近しく感じることが出来ますご家族とお会い出来ました良き一日でした。

能登の皆さんのご苦労は続いてらっしゃいます。

新聞の報道での能登地震報道は少し減って来ています、一つには現地の被災された皆さんが生活の立て直しへ向かっているという事かとも思います。

しかし、復興はこれから長く続く道筋となります、ボランティアこそ叶いませんが、応援を致す気持ちは忘れずにと誓う所です。

現地の皆さんが少しづつでも前へ進まれること、心より祈念致します。合掌