御祈祷札授与の御案内。
御祈祷札授与の御案内。
今年は元旦から大変なこととなりました、石川県の皆さんの驚きと辛さは想像すら出来ぬ程かと思います。
当初は京都はそれ程の揺れは無かったように思っていましたが、落ち着いた後日にお寺の境内を見て回りますと、新しく塗り直した塀に大きなひび割れが入っており、驚きと共に石川県の被害の大きさがどれ程に厳しかったかが想像できることでした。
さて、驚きの元旦から始まる年の初めとはなりましたが、石川県の地震でお亡くなりの皆さんのご冥福をお祈り致し、被害を受けられた皆さんへのお見舞いの気持を込めて、東福寺の本山への正月三ケ日のお勤めへ私は出仕致しました。
このお勤めは本山の祈祷札を前に多くのお坊さんが懇ろに三ケ日の間、御祈祷を致します。
そして、その御祈祷を致した護符(祈祷札)をご縁の皆さんへお届けいたし、ご縁の皆さんの今年一年の安穏を祈念致します。
霊源院も同じく、本山のお勤めが終わり、お寺へ戻りますと帰省致している息子二人と共に、本堂にて霊源院の護府(御祈祷札)へ向かい、お勤め致します。
御本尊千手観音様の前にお供えをさせて頂いている御祈祷札へ向かい、懇ろにお勤めを致します。
お寺の檀家さん、永代供養墓のご縁の皆さん、そして、水子供養にてご縁を頂いている皆さんの今年一年の安泰を心からお祈り致し、お亡くなりの赤ちゃん方の菩提を願いお勤めを致します。
そして、1月4日からお寺の玄関の中の台へその御祈祷致した「護府」を置いております。
ご希望のお方様は遠慮なく玄関の中にお入り頂き、お持ち帰り下さい。
お札はお家へお持ち帰りの後は、仏壇があればその中へ、お若い皆さんは先ずは仏壇を御用意のお方はおられないと思いますので、ご自身方の家の入口の扉を開けて入った、「見返り」、扉の上の方へセロテープにて一年間貼って下さい。
一年間お守り頂きました後は、年末の12月には今度はそれをお持ち頂き、絆縁堂の奥の地藏堂の中に、「古いお札入れ」が有りますのでそこへ入れて下さい。
後日、私が焚き上げを致します。
宜しければ、このようにして毎年、お札を授与頂き、ご縁をお繋ぎ頂きますと共に、皆さんの安泰を祈願頂けましたら嬉しく思います。
御祈禱札の授与場所、お祀りの仕方を含め、ご不明な点はご遠慮なくお問合せ下さい。
若い方々の力を感じました。
先日、何時もお邪魔致している京北町の道の駅へ野菜を購入致す為に行ってまいりました。
此処は何度かブログでご紹介致しておりますが、農家のお方が工夫を致され、丹精込めた美味しい野菜が手に入りますので、時間が出来ますと足繫く通っています。
今回も美味しい野菜が沢山手に入り夜のご飯が楽しみとなりました。
そこで、お店の方に近くに美味しいパン屋さんが出来ましたことを教えて頂きました。近くでしたので、早速に行ってみました。
古い民家にパン屋さんの看板を掲げただけの、目立たぬ、寧ろ、パン屋さんであることが解らぬ程の控えめなお店です。
なかへ入りますと、美味しそうなパンがこれまた控えめに並んでいます。
ご主人へ目をやりますと若く、真面目そうな青年が一人でおられます。
食パンを頂き、支払いを致しますと中々のお値段です。
控えめな店主と少しお値段の高いパン。
楽しみに家へ戻り、早速につまんでみました。
びっくり致すほどの美味しさです、本当にお越しのお客さんの身体を思い、喜んで食べて下さることを願い焼き上げたパンであることが、その美味しい味からストレートに伝わって来ました。
水子供養へお越しの多くの皆さんと同世代の若い方々が自分の想いを実現致す為に起業なされている力強さを身に染みて感じるパン屋さんとの出会いでした。
楽しみなお店に出会えた縁に感謝の日となりました。
皆さんも機会がありましたら、是非、訪ねて見て下さい。合掌