「フフッ」となるお供え。

2023.09.20

「フフッ」となるお供え。

蓮華堂、絆縁堂へのお参りの皆さんは絶えることがありません。お寺にとって何よりの勲章です。

お参りにお越しの皆さんとご挨拶を頂き、親しくお話しを頂くことも、又、楽しみです。

檀家さんへのお参り、お寺での法事、法要の合間に蓮華堂、絆縁堂のお線香等の様子を確認に行くことがあります。

過日、蓮華堂へ参りました時のお供えに「フフッ」」となりました。

どちらのお堂のお供えも、溢れる程に赤ちゃんがお喜びになる、お菓子、飲み物が多くお供えされています。

お堂へ入り、お供えの台へ目をやりますと、正面にどっしりと「大きなワイン」のお供えがなされていました。

えー、「ワイン」、「アルコール」かいと一瞬は思いました。

でも、直ぐに「ニヤッと」。

大事な赤ちゃんを亡くされたご両親、特にお父さんが、「元気に育って至らば、20才」一緒に乾杯だとの想いが、直ぐに伝わりました。

飲兵衛の私にはとても良く解ります。

20年たっても忘れずに、お供養を続けておられるご両親の深い想いが伝わるお供えです。

お供えにお越しのご両親もそれだけの歳月を重ねておられますが、今日まで無事に時を重ねてこられていることの証明ともなります。

それは又、お亡くなりの赤ちゃんの加護とも思えます。

ご夫婦円満に20才を迎えられた、水子さんへの思いは必ず届いています。

心温まる、「フフッ」と致すお供えでした。

沢山のライターのお供えを頂きました。

普段から、様々なお気遣いを頂いています檀家さんのご夫婦が、24日のお彼岸の法要へお越しが出来ぬために、前もってお供養のご依頼とお供えをお持ち下さいました。

懇ろにお供養を致しますことを申し述べますと、良ければお使い下さいと、びっくり致すほどの多くのライターをご喜捨下さいました。

本当に嬉しく、何回もお礼を申し上げました。

蓮華堂、絆縁堂、そしてお墓の前の地藏堂、共に線香は勿論、ライターは必需品です。お参りの皆さんが多いので、ライターは直ぐに「ガス」が無くなります。

マッチも用意致していますが、やはりライターは必需品です。

昨日迄、使えるライターが残り少なくなりましたので、購入へ行かねばと思っておりました。

このタイミングで檀家さんがびっくり致すほどの多くのライターを下さいました。

本当に有難く、縁の繋がりを感じさせて頂きました。

有難う御座いました、再度、御礼申し上げます。

宜しければのお願いです、水子供養へお越しの皆さんでお家で使っていない「ライター」、「マッチ」がございましたら、是非、ご喜捨頂きたく、お願い申し上げます。

今日は少し念願の雨が。

京都はここの所、雨が少なく、庭木が随分と弱っていました。

今日は、十分とは言えませんが、お湿りが来ました。

少ない雨ですが、感謝です。

庭木が元気で秋を迎えられることを祈念致したく願います。合掌