「メダカ」が泳いでいることにお気づきでしょうか?
「メダカ」が泳いでいることにお気づきでしょうか?
毎年、初夏の花の代表、蓮の花を出入りの植木屋さんがお持ち下さいます。蓮華堂右外の黒い大きな鉢です。たっぷりと張られた水鉢からピンクの蓮の花の蕾が伸びています。通年、6月中旬位から7月の終わり位迄、大輪の花が開き、楽しまさせて頂いています。
そして、今年は植木屋さんのご好意で背中がオレンジ色の「メダカ」をその蓮の花鉢へ泳がせて下さっています。良く目を凝らして頂きますと、花鉢の上の際を、悠々とメダカが泳いでいます。
左の池では金魚、右の鉢にはメダカ、何とも賑やかで嬉しいです。
随分と昔に聞いた「唱歌」というのでしょか、「メダカの学校」という可愛らしい歌があることをご存知でしょうか。
「メダカの学校は川の中」
「そっと覗いて見てごらん」
「そっと覗いて見てごらん」
「みんなでお遊戯しているよ」、歌の方も何とも可愛らしく、心が温かくなり、ほっといたします。
このことを家内に話しますと、世間では結構にメダカは「ブーム」で、「改良メダカ」も沢山販売されており、珍しい改良メダカはお値段もとても高いようです。
あちらこちらで、気軽にメダカを手に入れることが出来るそうなので機会がありましたら手に入れて少しずつ増やして行くのも良いかなと思っています。
ご家族で蓮華堂へお参りの皆さんは是非、お子さんへメダカを指し示し、お母さんが先に書きましたメダカの学校を優しく、お子さんへ歌って差し上げましたら、お子さんも優しい気持ちになり、そして、優しい、思いやりのある大人へと成長なさって下さるのではないでしょうか。更には、お堂におられる、大事なお亡くなりの水子さん方も又、目を細めて聞いておられような気がいたします。
父、母、ご先祖のお墓参りへ行ってまりました。
8月1日、8月2日に渡って檀家さん、永代供養のお墓の皆さんに厳しい暑さの中、お越し頂き行事が無事に円成致しました「施餓鬼法要」、そして、此方も檀家さん、ご縁の多くの皆さんのお宅へお伺い致しお勤め致す「お盆参り」。どちらも無事に終わりましたので、少し休みを取り、長野県の実家へお墓参りに行ってまいりました。
前日は飛騨高山を経由致し、平湯温泉という所で一晩泊まりました。飛騨高山に近づき、車の窓を開けますと、ヒンヤリとした爽やかな風が車に吹き込んできます。前日迄、エアコンをフル稼働致しましても吹きだす「汗」の京都にいたことが嘘のように、身体を爽やかな、そして涼しい風が通り過ぎて行きます。至福のドライブとなりました。
温泉宿につきましてもエアコンは動いていません、部屋の窓を開け放てば、来る時と同じ爽やかな風が部屋に吹き込みます。これ程にいる場所で違うのかと思い知らされました。逆に冬の厳しさが想像できますが、今は正しく「極楽、極楽」の気分でした。
温泉にゆっくりと浸かり、お風呂上がりの冷たいビールを堪能致し、8月の溜まった疲れを吹き飛ばすことが出来ました。
翌日は実家に戻り、先ずは父と母の眠るお墓へ直行致し挨拶とお参りをいたしました。
アルプスの山並みを正面に見据え、育った場所で、改めて両親へ心からの感謝を伝えることが出来ました。
その日の晩は妹の美味しい手料理で、これまた美味しくお酒を頂くことが出来ました。
お墓参りを通して頂いた嬉しいご縁に感謝です。合掌