蓮華堂命日回向、完了報告

2023.04.30

蓮華堂命日回向、完了報告

蓮華堂での命日回向をお申し込み頂きました皆様の御希望日時でのお亡くなりの赤ちゃんへの回向、4月にお申し込み頂きました「4月5日、3日、4日、7日、21日、30日」の方々の水塔婆命日回向を致しました。

ご報告申し上げます。どうぞご安心下さい。

霊源院が水子供養を始めさせて頂いた、「御縁」。

ホームページでもお話し致しておりますが霊源院の檀家さんから、随分と前に「私の昔に亡くした赤ちゃん、水子さんのお供養をして頂きたい」とのお申し出を頂き、そのお方の赤ちゃんのお供養をさせて頂きました、供養の終了後、そのお方が安堵なされ、供養が出来た喜びを語られましたことが、頭に残り、そこから霊源院での水子供養が始まりました。

さて、水子供養を始めさせて頂いて、既に相当の年数が過ぎました。水子供養を始めさせて頂くまでの霊源院は永代供養のお墓でご縁の皆さん、檀家さん方の法事、そしてご葬儀のご縁が主でした。

勿論、今でも多くの皆さんにお墓を通してのご縁を頂き、近しく法要などのご依頼を頂いています。

そして又、檀家さん、永代供養墓の皆さんのお宅へお邪魔致しますと、ご先祖、大事な故人の位牌だけではなく、水子さんのお位牌をお祀りのお宅も、もちろんありますので、ご先祖、大事な故人と同等に水子さんのご回向もさせて頂いていました。

その皆さんのお支えを頂いて、今日までお寺の整備、運営が順調に日々続いています。

これからもこちらの皆さんのお支えを頂きながらお寺をお守り致していくことは変わりません。

「蓮華堂、絆縁堂」建立の機縁。

只、先にお話し致しましたように、お寺の本堂で檀家さんのお亡くなりの赤ちゃんの供養をさせて頂き、そのお方の安堵なされた姿を拝見いたし、もっと広く、お供養を御希望の皆さんの想いにお答えいたしたいとの思いから、檀家さん以外の皆さんとも水子供養を通してご縁を繋ぎたいとの想いで始まった「霊源院の水子供養」です。

以前にもお話しの機会は御座いましたが、お寺の御縁の皆さん以外の方の水子さんのお供養を始めました当初はお墓前のお参り用のバケツ置き場のお堂へお祀りの「地蔵菩薩様」の傍らに、「釘」を用意致し、本堂で水子さんのご回向を致した後、その「釘」へ皆様の地蔵尊を奉納頂いていました。

只、そこは狭く、お参りには少し不便な場所でした、しかし、奉納なされた方の喜びのお顔を拝見いたし、又、気が付くとお供えが沢山なされている景色を拝見いたし、お勤め致す「張り合いを強く」感じることとなりました。

そして、その後も多くの皆さんと水子供養のご縁を頂けるようになりましたので、現在の水子供養のお堂、「絆縁堂」を先ずは新築致しました、それから先も多くの皆さんのお参りを頂き、更に手狭になってまいりましたので、絆縁堂と共に、新しく蓮華堂を建立させて頂くことが出来ました。

今日は「絆縁堂」は蓮華堂で10年の奉納を超えられた「永代供養地蔵尊」の奉安のお堂として、そして「蓮華堂」は「永代地蔵尊」、「釘掛け地蔵尊」共にお祀りのお堂となっています。

お陰様で、どちらのお堂も、土日、平日、朝、夜を問わず、何時もどなた様かが、お亡くなりの赤ちゃんのお参りにお越し下さり、お堂の近くへまいりますと「お線香の香」が絶えることの無い状況です。

これ程にお参り頂けています、「蓮華堂」、「絆縁堂」は本当に、本堂、御本尊様と共に霊源院の宝です。

これより後の願いは、水子供養でご縁を頂いた皆さんと更に水子供養に限らず他の仏事、或いは、もっと近しいお付合いをより一層深く繋いで頂き、ここのお寺は私たちの「心の拠り所のお寺」と思って頂くことです。

霊源院では水子供養だけのお付き合いなのだとは考えずに、様々、ご遠慮なくお声かけ下さいますこと、心よりお待ちしております。合掌