蓮華堂、絆縁堂、祥月命日回向の完了報告。
蓮華堂、絆縁堂、祥月命日回向の完了報告。
蓮華堂、絆縁堂、2月のご依頼頂きました、祥月命日回向の完了報告を致します。
2月5日、15日、21日、22日、25日、28日(31日分)の命日回向を致しました、ご報告申し上げます。
お亡くなりの赤ちゃんの亡くなられた月のその日を祥月命日と言います。ご存知のお方は勿論多くおられると思いますが、赤ちゃんに限らず、檀家さんのお家でも大事な故人の祥月命日は大事な日として、お参りのご依頼は今でも多く有ります。
檀家さんで残念ですがご不幸が発生致しますと、寺の住職はその連絡を頂き、先ずはお亡くなりの故人の枕元へ参じ、「枕経」というお勤めを致し、お通夜、葬儀の打ち合わせを故人の家族と致します。
そして、無事に葬儀を勤めました後は、忌明けの法要(四十九日)を致し、故人を先祖代々が祀られているお仏壇へお祀り致します。
そして、次の月から月参りと言われる、毎月のお参りへお寺の住職は故人のお家へ行きお勤めいたします。
かつては、葬儀の後の月参り(毎月の故人のお亡くなりの「日」に仏壇で読むお供養は当たり前にどこのお家もなされ、私たちも、そのお参りを致す中で、今までご縁が薄かったお家の方々と近しくお付き合いを頂戴致し、お家の皆さんとの距離を近づけることが多くありました。
しかし、最近は何処のお家もご夫婦共々お勤めでらっしゃたり、お残りの年配の皆さんの高齢化で火を使うお参りは敬遠されたりとの状況の中で、月参りにお邪魔致す機会が驚嘆に少なくなりました。
それと並行致し増えて参りましたのが「祥月命日参り」です。
先に述べましたように、大事な故人のお亡くなりの「月」、「その日」にお寺が檀家さんのお家へお邪魔致し、お経を読むお参りです。
だいたい、お家をお守りの方々のお父さん、お母さんの命日参りですので、多くても年に二回程度の頻度のお参りとなります。
しかも、お勤めのお方が多いので、夜の時間、土日のお参りを御希望の皆さんが多くなります。
毎月は自分たちのお仕事も含め無理ですが、せめて一年の内、一回、乃至、二回くらいはお寺の住職と共にお手合わせ致し、大事な故人を追慕致しましょうとの想いからと存じます。
本来は月参りが理想なのですが、私はたとい、一年に一回、乃至二回であっても故人を思い起こし、寺と共に追慕の想いを致すことはとても大事な事と思っています。
その様な意味で、檀家さんにも祥月命日のお参りはお勧め致しています。
蓮華堂へお参りの皆さんにも同様に「蓮華堂、祥月命日回向」をなさる事をお勧めいたします。
お堂へのお参りはとても大切ですが、それと共に、一年に一度の赤ちゃんの命日に、お寺の住職と共にお手合わせ、焼香致す蓮華堂回向はお亡くなりの赤ちゃんへお声掛け致すという意味でとても有意義なことと思います。
住職の読経と共にお亡くなりの赤ちゃんへの追慕の想いを伝えるということとなります。水子供養へお越しの皆さんは先ずは仏壇をお持ちの方は殆どおられないと思います。
皆さんの大事なお亡くなりの赤ちゃんをお守り致している、蓮華堂、絆縁堂が皆さんのお仏壇です。
人は節目節目で、何らかの行いを致すことで、自分の思いを他の誰かに伝えていくことが出来ます。
勿論、祥月命日に限らず、彼岸、お盆、子供の日と様々な節目があります、節目の機会に回向を共に致すことは赤ちゃんへの何よりのお供養と存じます。
お亡くなりの赤ちゃんへ、「この私の想い」を伝える、蓮華堂回向、絆縁堂回向、是非お多くの皆さんにお声掛け頂きたく、お勧めいたします。合掌