水温む季節へもう少しです。
水温む季節へもう少しです。
昨年末からの寒さも此処、暫くは少し緩んできたかのような日々です。
1月の大雪、氷点下の日々が続きました時は、本当に参り、暖房の傍から離れられない日々の連続でした。
しかし、ここ数日は温度も穏やかで、お天気も良く、何より射し込みます太陽の光が「陽光」と呼ぶのに相応しい、柔らかな光となりました。
心までがゆったりと、穏やかになって行く気が致します。「水温む季節も、もう直ぐかと感じさせます」。
池の金魚も敏感に感じ取り、少しずつ活発に泳ぎ始めています。
全ての生き物が春へ向かい始動を始めている気が致します。
さて、過日の天気の良い日に、11時位でしょうか、水子供養へお父さん、お母さん、そして、小学1年位の可愛い女の子のご家族がお亡くなりの赤ちゃんの供養へお越し下さいました。本堂でお勤め致し、お焼香が終わり蓮華堂へ引き続き向かう為、本堂正面の障子を開き、ご家族の皆さんへ玄関へお越し下さるよう促しますと、ご両親はスリッパをはき、向かおうと致しますが、女の子が本堂正面から動きません。
ご両親が早く来るように促しますと、女の子が「ここが暖かいの」と言います。
そこへ立ちますと、確かに別格に暖かく、しかも、包み込まれるような優しい暖かさです。
大人ならただ、暖かいという思いだけかと思いますが、そこから動かない程にその暖かさを感じ取る、お子さんの感性の豊かさに感心いたしました。
これからの季節、水子供養へお越しの皆さんも蓮華堂へお参り頂きました後は本堂へお参り頂き、正面の廊下に腰かけてみて下さい。
包まれるような太陽の暖かさを感じることが出来ます。是非。
絆縁堂へ沢山のお供えを頂きました。
蓮華堂手前にあります絆縁堂へ沢山の線香とマッチをお供え頂きました。
絆縁堂へまいりますと、正面の御本尊の前に沢山のお線香、マッチがお供えされ置いて下さっておりました。
この場をお借り致し、御礼申し上げます。
有難く使わせて頂きます。
物騒なニュースが続きます。
朝の楽しみは、門を開け、お勤めが済みますと、コーヒーを用意致し、新聞を1面から順に読んで行きます。
楽しく、わくわくする話題も少なくはありませんが、最近はウクライナ情勢も含め、トルコの地震で辛い思いの皆さんの報道が多いです。
そんな中、最近気になりますのは、若い方が関わっている、凶悪な事件です。
強盗を含めた、「闇バイト」が随分と増えているようです。
闇バイトなど言う言葉さえあることを知りませんでしたが、その様な事件に若い方が関わっているとの報道を目に致しますと、暗澹たる気持ちになります。
是も、SNSの普及がもたらした「負の側面」でしょうか。
日々の生活が便利になることは良いのですが、このような負の側面が増えて行くことは心配です。
世の中がどれ程に便利になり、変化致して行っても、悪いことは、悪いと自己を律してゆくことは変わってはなりません。
自己を律して、日々の暮らしを積み上げて行きたいですね。合掌