1月17日が無事に過ぎました。
1月17日が無事に過ぎました。
阪神淡路大震災から28年が過ぎました。
毎年、1月17日は緊張致します、地震も含め大きな禍が無いように願う日となっています。
今年も無事に1月17日を迎え、忘れてはならない震災の日にお亡くなりの皆さんへの供養が様々に行われました。
30年近い日が過ぎたこと自体がびっくりではあります。
忘れも致しません、1月17日は本山のお勤めの日で、8時から本山の本堂でお勤めを致しますので目覚まし時計を5時に合わせ寝ていました。
明け方にとんでもない衝撃が京都の東山にも伝わりました。
それでも、その衝撃の後に霊源院の本堂を含め、被害が無いか見て回りますと、白壁が少し落ちている程度の被害で済みましたので、先ずは少しほっと致し、本山のお勤めにまいりました。
本山でも和尚方が震源地の心配を語られながらも、お勤めを済ませ、各々のお寺に皆さん戻られました。
さあ、そこからです、TVの画面に信じがたい被害が次々と映し出され、ただただ、呆然とする一日となりました。
想像も出来ぬ被害が伝わる中で、これから先の不安が膨らんでいったことを、今も忘れません。
これから、阪神辺はどうなるのでしょうかと不安で一杯でしたが、人の秘めた力は凄いです。
今や、阪神地域へ行きますと、全くと言って良い程、あのひどい状況を感じさせる景色はありません。
改めて、人の持つ、力強さを感じさせて頂いています。
たまたま、水子供養へお越しのお方が西宮からお越し下さり、法要が終わった後、17日の話の話題に移りますと、自分たちの所は直接の被害はありませんでしたが、日々の生活の大変さは今も忘れることはありませんと語っておられました。
あの震災から此方、日本では東北震災、大阪の高槻地震、熊本地震、そして中国地方の地震と絶え間なく、厳しい状況は続いています。
それでも、皆さん強い心で、その厳しい状況を乗り越えて来ておられます、人間の持つ底力を感じます。
節目の、33回忌へ向かい、被害に合われた皆さんが平穏な暮らしがなされて行くことを心から祈念致したく思います。
本日は朝のお勤めの後、阪神淡路大震災でお亡くなりの、赤ちゃんも含め、物故者(お亡くなりの方々)の追善供養をお勤め致しました。
そして、今日はたまたま、水子供養にて、霊源院水子供養「永代合祀墓へ赤ちゃんを埋葬」の方の1回忌が御座いましたので本堂にて、引きお続きお亡くなりの赤ちゃん方のお供養の回向を勤めさせて頂きました。
平穏な日が続きますこと、心より祈念致したいと思います。合掌