新しい年が始まります。
京都東福寺霊源院の水子供養ブログ
新しい年が始まります。
久しぶりに、温かく穏やかな年末年始となりました。どなた様も良き年を迎えられたことと存じます。
旧年中は多くの皆様に良きご縁を頂戴致しました、改めてお礼申し上げます。
引き続き、本年も多くのご縁に出会えます様、宜しくお願い致します。
さて、霊源院は東福寺の中の塔頭寺院(たっちゅう寺院)です。
東福寺は臨済宗東福寺派の本山となり、関西を中心に所謂、末寺と呼ばれるお寺があります。塔頭寺院はその末寺と少し違い、東福寺の管長を勤められたお坊さんが隠居なされた「庵」がその発祥となり、現在は25の塔頭があり、末寺のお寺さんと共に、本山を護持しています。
一年を通して各々の塔頭寺院の運営とは別に、本山のお勤め(法要)が常にあります。
年末大晦日を含め、正月3が日は本山の法要に追われます。
先ずは元旦のお勤めから始まります。
各々のお寺の和尚が本山へ出仕致し、法要を勤めます。
私ももちろん出仕致すのですが、今年は特に祈願が御座いました。
昨年、思いもしないウクライナ、ロシアの戦争が起こり、想像を超える争いになっています、経済も含め世界中を巻き込んでいる出来事が今も続いています、寒い中のお勤めは中々に辛いものがありますが、本年はお経を読みながら、先ずは平和が少しでも早く訪れることを、強く心に思い、祈願致しました。
今年の年末のブログには平和が訪れ、良き一年となりましたと、何としても書きたいなと心から願っています。
六地蔵の前で親しくお付き合い頂いているお方様方とお目に掛かれました。
蓮華堂へ用事が有り向かいますと、可愛らしい女の子が霊源院の山門前の六地蔵さんへお参りなされ、後ろでお父さん、お母さんが見守っていました。
親しくお付き合い頂いていますご家族です。
何時もの挨拶をさせて頂き、また今年一年の良きお付き合いをお願い致し、有難いお返事を頂戴致しました。
密度の濃い、ご縁が増えてまいり、何とも嬉しい気持ちに満たされます。
みんなの花壇に隙間が出来る事はありません。
この寒い時期にこれ程の草花があることを知りませんでした。
ご存知の蓮華堂の右外の子安地蔵尊横の「みんなの花壇、」春、秋の草花が多いころは気が付きませんでしたが、この寒い時期にも花壇に花が無くなり、隙間が出来る事はありません。
丁寧に植えられた草花がこの少し寂しい時期なのに、それこそお堂に「花を添えて」くれています。
お参りの皆さんの深い想いの籠った花壇となっています。
まだ、花壇にご縁の無いお方も宜しければ、是非、