お参りすることの意義。
京都東福寺霊源院の水子供養ブログ
お参りすることの意義。
毎日、檀家さんへのお参りへの道すがら、水子供養へお越しの皆さんと本堂にてお参りの後、蓮華堂へ向かいますと、お堂へお参りのお方とお目に掛からぬことが稀な程、皆さんお参り下さっています。
お堂の入り口のガラス扉越しに、真摯に合掌、礼拝なされる姿を拝見いたしますのは、もう、既に日常の光景です。
このような誇らしいお堂を守らせて頂いていることは、私にとっても、誇りであり自慢です。
さて、改めて、大事な故人、亡き赤ちゃんへ機会を作りお参り致す意義とはなんでしょうか。
勿論、大事なお亡くなりの赤ちゃんへの追慕の気持がお参りに皆さんを付き動かしていることは先ず第一です。
それと共に、お忘れ戴きたくないことは「私は大事なあなたのことを決して忘れたりしませんよ」という思いがお参りに皆さんを引き寄せ、その気持を亡き赤ちゃんへ伝える為にお参りに皆さんが来られているということです。
結婚なされている皆さん、結婚はされていなくても、仲睦まじくお付き合いをなされている方々、その良き関係が継続なされているのは、私は「あなたの事が大切、そして何時もあなたの事は忘れていませんよ」ということが常に表現されているからこそ、その良き関係が続いているのだと思います。
同様にお一人で熱心に、蓮華堂、絆縁堂へお参りの皆さんも、それと同じ気持でお参りなさり、お供えを致し、お手紙をかかれるから、それが、亡き赤ちゃんへ届き喜んで下さっているのです。
生きていると、思いもかけない辛いこと、そして、想定していなかった忙しい日々に合うことも少なくありません。
しかし、その様な中、時間が開いても、暫く会いに来れなかったけれども「あなたの事は決して忘れてはいないよ」との気持でお参り下さいましたら、その深い思いは亡き赤ちゃんへ間違いなく届いています。
蓮華堂の中に、ご自身の地蔵尊が無くても、お焚き上げ後の灰を埋葬致しました子安地蔵尊もあります。
お参りから暫く、遠ざかっておられる方は「あなたの事を忘れてはいないよ」との思いで、是非、お参りへお越し下さい。
三重県からお参りのお方から美味しいお土産を頂きました。
過日、毎年お供養へお越し下さる、三重県のお方が継続供養にお越し下さり、何時も通りお供養をさせて頂き、今年も無事に地蔵尊を奉納頂きました。
毎年、有難い事に三重県のお土産を頂戴致しておりますが、今年は「あの松坂牛のしぐれ煮」を召しあがって見て下さいと頂戴致しました。
早速にその日の晩の晩酌に頂戴致しました。
お酒が進み、困る程美味しく頂きました。
改めて御礼申し上げます。
天気予報通りの寒さが来ました。
京都は11月30日の夕方から、一気に寒い冬へ突入です。最近の天気予報の精度の高さには感心致します。
予報通りに凄まじい寒さが来ています、12月ということを思いましたら、当然かも知れませんが、身体が追いついていません。
どなた様も、寒さに身体が対応出来るようになるまでは、油断の無いようお過ごし下さい。合掌