スマホを通して仲良くお供養へお越しです
京都東福寺霊源院の水子供養ブログ
スマホを通して仲良くお供養へお越しです
先日、水子供養のお申し込みをインターネット予約で頂きました。
その中で、パートナーが遠方で共にお供養へお越しになることが出来ぬので「スマホ」で一緒にお供養へ行きたのですが良いですかとの問い合わせが御座いました。
以前に檀家さんの法事の時、アメリカ在住のお身内のお方がスマホを通して法事に参加なされ、とても良かったのを覚えていましたので、もちろん「どうぞ、大丈夫です」と返信致しました。
女性がお一人でお越しになられ、既にスタンバイ状態なのでしょうか、お供養の説明に応接へ参りますと、相手のお方に丁寧な対応をなされているのが伝わって参りました。
お供養の説明を済ませ、本堂へ向かう途中も丁寧に、お相手にスマホを通して対応なされていました。
本堂へお入り頂き、着座の後の御本尊様への合掌、礼拝、お亡くなりの赤ちゃんへのお経が始まり、お焼香へ行かれます時も、相手のお方へお気遣いを致しながら、共にお焼香をなされていました。
その後、蓮華堂へ移動を致しましたが、お相手はそこにはいませんが、スマホの画面を通して、仲良くお焼香、合掌礼拝を頂きました。
水子供養でそこに居られない方がスマホを通して法要へ同席なさるのは初めてのことでしたが、お越しのお方様も、私も法要の充足を感じとても良い経験となりました。
普段からも、お供養のお申し込みを頂きます時に、本人が遠方でお供養に来れないので、お身内のお方が代理でお越しになりお供養をなさるケースは結構にありますので、今回の経験はそういう意味からも有意義な体験となりました。
お越しの女性のお方も供養が終わられ、持参なされた地蔵尊への可愛らしい服、お菓子を地蔵尊へ丁寧に笑顔でお供えなされていました。
お連れが此方へお越しの節には、仲良くお参りにお越しになられることと想像致し、おわかれを致しました。
共にお参りを致し、お亡くなりの赤ちゃんのご冥福を祈るその心は間違いなく届いたことと存じます。
お参りを通して辛い心を癒して頂きたく思います
お若いお二人がお寺へ直接にお越しになり、水子供養のご依頼をなされました。
受付を致しながら、様子を拝見致しておりますと、男性のお方は女性への気遣いを致しながらも、心から供養を致したいとの姿勢で説明を女性と共に聞いておられます。
只、女性のお方は少し目を腫らしているようにお見受けいたしました。
辛いことがあられたのかと見守りながら、本堂、蓮華堂でお供養を無事に致し、お別れのあいさつを致しながら女性の方へ眼を遣りますと、少し安堵の様子が見て取れました。
私も少しほっと致し、「二人で機会を作り、お参りにお越しになられ少しづつでも元気を出して下さい」とお伝え致しますと、ほっと致した顔で丁寧なご挨拶を頂きました。
若いお二人に関われた喜びを感じる出来事となりました。
池の金魚が元気に大きくなりました
蓮華堂前の池の金魚が数が増え、しかも金魚も大きく成長致しました。
お参りの皆さんが何時も覗いて下さっています池の金魚は私が放した金魚もいますが、大阪から蓮華堂へお参りにお越しのご家族が家で飼っている金魚が増えたので池に放させて下さいとのお申し出があり増えた金魚です。お陰様で賑やかな池になっています。
お参りの皆さんが池へお顔を向けている機械が増えましたのも、皆さんが喜んで下さっているということかと存じます。
金魚を下さったご家族に重ねて御礼申し上げますと共に、池へ魚を離すことが御希望のお方様が居られましたら、是非、お声掛け下さい。
只、心配なのは近くの鴨川から「ゴイサギ」という鳥が飛来致し、金魚を襲うことが過去にありました、十分に注意は致しておりますが、そのような鳥をお堂辺で見かけました時は、此方もお声掛けいただけましたら有難いです。
ご協力の程、お願い申し上げます。合掌