嬉しい出来事がありました。

2022.09.13

京都東福寺霊源院の水子供養ブログ

嬉しい出来事がありました

過日、2回目のくぎかけ水子供養へお越しの若いご夫婦がお越しくださいました。

玄関のインターホンが鳴り、迎えに出ますと生まれたばかりの赤ちゃんを抱いたご夫婦が立っておられました。

応接にお上がり頂き、通常の受付を致し、本堂へ向かい、お亡くなりの赤ちゃんのお供養を致しました。

真摯にお手合わせなさる姿を拝見いたし感心致しておりました。

引き続き、蓮華堂でお供養を終わらせ、ご挨拶を致しました時に、御朱印を頂きたいとのお申し出が御座いました。

お安い御用ですと、お受け致し部屋で書いて、玄関でお待ちのお二人の元へ向かい、朱印帳をお渡しいたしました。

その時何気に、「元気な赤ちゃんは前回、残念だった赤ちゃんのお供養の後に授かったのですか」とお尋ねいたしますと、「ええ、お陰様でその後に授かりました」と本当に嬉しそうにご夫婦がお答えくださいました。

「それは何より良かったです」と私が答えますと、御主人が「ご住職に赤ちゃんを抱いて頂いて、写真を撮らせて下さい」とのお申し入れをいただきました。

実は私は写真があまり好きではないので極力、写真を撮る機会の時はご遠慮してきました。

しかし、思いがけなく、嬉しいお申し出でしたので、恐々に赤ちゃんを抱かさせて頂きました、更には書きました朱印帳迄一緒に入れて、奥さんが何枚も写真を撮ってくださいました。

赤ちゃんを授かったご報告、ご挨拶は何度か頂戴致したことはありましたが、今回のことは初めてでしたのでとても嬉しい出来事となりました。

自分の息子は30歳と28歳ですので、赤ちゃんを抱くという機会はほぼ、30年ぶりのこととなります。

赤ちゃんのお餅のような肌を感じ、1才前の赤ちゃんを抱っこ致しましたが、とても緊張いたしました

でも、有難いご縁とお心遣いを頂きましたことに感謝です。

赤ちゃんが元気に育ってゆくこと、このご家族の安寧をお祈り致しました。

コロナは油断出来ません

お盆のお参りの時にご家族がコロナに感染なされたということで、お参りを今月に変更された大阪の檀家さんへ行ってまいりました。

お嬢さんが感染なされたとのことでしたので、お加減を伺いますと、もうすっかりと完治なされたとのことでした。

症状を伺いますと、2日間の間は高熱と咳でとても辛いおもいをなされたとのこと。

若い世代の皆さんがかかられても、総じて軽症との報道が多いですが、後遺症も含め油断出来ぬと感じました。

以前の生活に戻りつつあるとは言われていますが、若い皆さんも含め、引き続き御注意頂き、日々をお過ごし下さい。合掌