京都東福寺霊源院の水子供養ブログ

こどもの日に蓮華堂と絆縁堂でご回向

5月5日こどもの日に、蓮華堂と絆縁堂でお亡くなりの赤ちゃん方のお供養を致しました。

追善供養のお経を読みながら、各棚の前でお焼香を致し、先亡の赤ちゃん方のご冥福をお祈りさせて頂きました。

一年の間にはお正月を始まりに、様々な節目の行事が御座います。

蓮華堂と絆縁堂で水子供養をお勤めなされている皆さんにとって、子供の日は特に大切な日かと存じます。

蓮華堂回向（蓮華堂でご希望された日にお経を読みます）を申し込まれた方の中で、依頼される方が多いのは、やはり子供の日のご回向です。

皆さんがこの日を大切に思っておられる気持ちが伝わって参ります。

元気にお育ちのお子さん方には、子供の日は特別なご馳走もあるのではないでしょうか。

霊源院にお参りの皆さんも、お元気に成長為されているお子さん方とお亡くなりのお子さんを決して「区別」なされていないようです。

赤ちゃんへのお手紙、お供えを拝見いたしますと全く区別なく対応なされていることを強く感じます。

お亡くなりの赤ちゃんは直接に返事はなされませんが、皆様の5月5日に亡き赤ちゃんへお伝えいたしたい気持ちは間違いなく伝わっています。

これこそが見えない赤ちゃんと心が通い合っているということと思います。

堂内のお供えを拝見いたしますと、どなた様もそれを感じて頂けると存じます。

霊源院にとりましても5月5日の子供の日は大切な日として、蓮華堂や絆縁堂では毎年ご回向をさせていただいております。

ご事情でお越しいただけない方も、どうかご安心ください。

東北、福島県からお越し頂きました

東北の福島県から女の子お二人、お父さん、お母さんの４人家族が蓮華堂へお参りにお越し下さいました。

こちらのご家族はお母さんが京都に実家があるそうです。

お父さんのお仕事のご都合でしょうか、お亡くなりの赤ちゃんのお供養を霊源院でなさいました。

コロナ禍でお越しになることが難しい状況が続きましたので、それから以降は毎年インターネットからの供養継続を続けておられました。

御存知のように今年のゴールデンウィークは規制がなく移動可能となりました。

奥さんの実家への帰省で京都へ戻られ、霊源院へもお越し下さったとのことです。

ご家族お揃いでご挨拶を頂戴致し、又、福島県の美味しいお菓子のお供えまで頂きました。

本堂へお供え致しました後に美味しく頂戴致しました。

とても嬉しい１日となりました。この場をお借り致しまして再度お礼を申し上げます。合掌