水子供養-納骨の時期について

2022.04.17

京都東福寺霊源院の水子供養ブログ

水子供養での納骨の時期について

霊源院に水子供養の法要をご予約いただいた方の中で、2割弱の方が法要当日にお亡くなりになった赤ちゃんのご遺骨を持参されます。

水子さんのご納骨時期についてのご質問は多く、納骨時期について迷っている人が多いようです。

結論から申し上げますと、ご納骨の時期に決まりはありません。

決まりがないということで、ご自身では判断がつかない人が多いのも事実かと思います。

霊源院では、水子さんのご納骨を希望される人の為に、赤ちゃんだけを納骨させていただく永代供養塔をご用意しています。

ご納骨の時期については、一切の強要は致しておりませんので、ご自身で判断していただくことになります。

くぎかけ水子供養や永代水子供養の法要を申し込まれたことを機会とされて、ご納骨の依頼をいただく場合もございます。

法要後も引き続き、ご自宅でのお供養を続けられる人もおられます。

ご自宅でのお供養を継続できる環境のある人は、ご遺骨をお守りいただきお供養を継続していただければと思います。

ご遺骨をお守りすることで、日々を安心して過ごせる人には、ご自宅でのお供養をおすすめしています。

水子永代供養塔にご納骨をされた以降は、いつでも一般的なお墓参り同様のお参りをしていただけます。

お墓参りには、朝7時から夜の9時まで自由にお越しください。(ただし日没までの時間をおすすめいたします)

手前の地藏堂(休憩所を兼ねる)にて花も購入でき、堂内にはお線香やローソクの用意も御座います。

水子永代供養塔へお墓参りをされる方は、お花やお線香のお供えは大丈夫なのですが、お菓子やジュースのお供えは持ち帰っていただくお約束になっています。

お菓子やジュースなどの飲食物のお供え物を目当てにカラスがやってきて食べ散らかしてしまい、付近にゴミが散乱いたします。

お約束をご存じの方の中には、帰りに蓮華堂に立ち寄ってお供えをされるていますが、これも良い方法の一つかと思います。

お供え物を召し上がっていただくことも、お供養という教えもございますので、自宅で召し上がっていただいてもかまいません。

どのようなお別れであっても、亡くなった赤ちゃんに感謝の気持ちを持ってご判断をいただければ、正しいお供養に繋がるのではないかと思います。

遠方にお住いのため、ご来院なく追善法要をお申し込みいただいた皆様へ

もうすぐゴールデンウィークの連休がやってきます。

京都にお立ち寄りになる方がおられましたら、ぜひお参りにお越しください。

ご自身のお地蔵様の場所がわからないと思いますので、前日にでもお越しの日時をご連絡いただきましたらお地蔵様を祀った場所をお伝えいたします。

また、お時間をいただければ蓮華堂でご回向させていただきます。

京都にお越しの際には、遠慮なくお申し出下さい。