お知らせ

【ご案内】お骨葬の提案

2020.09.30

お亡くなりになられましたお方様をお送り致す儀式、お葬式。

ここ数年にてその有り様は激変致しました。

私は在家(寺ではなく普通の家の子供)出身ですが、有難いことに大学時代にこの霊源院のご住職にご縁を頂き、弟子にさせて頂いた後、修行道場にて少しばかりの修行をさせて頂きました。その後、寺に戻り師匠に様々僧侶としての教えを頂き今日に至っています。お寺の生活は先ずは朝のお勤め、そして庭掃除。

そして、お檀家さんのお家へお邪魔致し仏壇にてのお勤め(月忌参り)所謂、月参り。そこでお檀家さんのお話をお聞き致し、勉強させていただきました。

日曜日は年回法要、そして稀にお檀家さんにてご不幸が出来お葬式。

僧侶になりたての頃は師匠についてお葬式にお邪魔致しましたが、若輩の何も出来ぬこの私に何処のお檀家さんもご丁寧に対応頂き、却って恐縮致しましたことを今もよく覚えています。ぴりぴりとした緊張の中で故人をお送り致すお手伝いなのだと実感致しました。そしてそれなりに時間が過ぎ、この霊源院の住職を拝命致し、一人でお葬式をさせて頂く機会が増えました。

さて、一括りにてお葬式と申しておりますが、ご不幸が起きましたお宅へ連絡を頂きましたら直ぐにお邪魔致し読むお経、枕経(この時に通夜、葬儀の打ち合わせ、ご戒名の相談を致します)をお勤め致します。そして、故人をお送りいたします戒名が故人にふさわしくお付けできます様、故人の人となりを詳しくお聞きいたします。そして、戒名を位牌に書き、お通夜にてお勤め致し、翌日に葬儀式です。この葬儀式も前半は住職が故人をあの世へ導く引導をお渡し致す、葬儀式、その後、親族、一般会葬の皆さんが故人へのお別れの焼香をなさいます告別式となります。そして、亡くなった1週間後ごとに7回お勤めを致します。お逮夜法要。故人のお家へお邪魔致し、毎週お勤めを致し、故人の残されましたご家族と寂しさ、辛さを僅かですが共有させていただき、7回目に忌明けの法要として四十九日のお勤めを致します。その間、故人が良きところへ転生なさいます様、ご家族と共に祈念致します。少し前まではこのように近しく、皆さんと葬儀に関わっておりました。が、最近は時代の流れと、家族の有り様の変化からでしょうか?お別れの大事な儀式としての葬儀式が皆さんご存知のように随分と省略されるようになりました。これはお寺の説得の足りないことも一因かとは思いますが。本当に様変わり致しました。しかし、故人とのお別れが葬儀式であり、故人との最後のお別れを葬儀として行う重要さは少しも変わっておりません。例えば、四十九日での真ん中の法要は端折られましても当院では故人の家族に成り代わり朝のお勤め時に二七日、三七日とお勤めさせて頂いております。葬儀に掛かる費用の節約の為に飾りを質素にすることも全く問題ありません。しかし、菩提寺の和尚のお勤めの下、故人を偲び、共に思うという時間の葬儀は端折って良いものではありません。当院はこれからも現在のありようを反省致し、故人のご家族と共に、大事な故人(もちろん水子さんも含めて)お送り致す儀式、葬儀に取り組みたいと考えております。

先ずはお骨葬です。

様々な事情にて葬儀を行わずに火葬に付される方々が増えてきていることをお聞きいたします。もちろん、故人を前に葬儀式が良いとは思いますが、状況によりそれが叶わず火葬なされることもあろうかとは思います。しかし、そのこととお別れの儀式をなさらないのは別と思います。故人のお骨を前に引導を渡し、故人とのお別れのお焼香を行って頂く、お骨葬。

これは紛れもなく故人との大事なお別れの儀式お葬式です。

時間が過ぎましても実行できますのが、お骨葬です。

当院のお檀家さん、永代供養墓の皆さんでなくてもどなた様にも対応させていただきます。心の中で火葬のみで良かったのか疑義をもたれてらっしゃる方、やはりきちんとした葬儀をなさりたかった方々、遅くはありません。

是非、ご相談ください。

過日、お骨葬のご縁を頂き、当院の本堂にてお勤めを致し、安心致したとお喜び頂きました。水子供養の皆さんも含め是非、ご相談頂けましたら嬉しく存じます

合掌